2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧
手で空を切るような出来事があって、なのに涙と一緒によだれ出ちゃって笑っちゃうみたいな滑稽なことは日常の尾ひれみたいなものだ。とっくに日付が変わったあたりに仕事が終わり、ふと「どですかでん」と「CLOSING TIME」を借りて家についた。 疲れていたし…
前に行った居酒屋に熱帯魚がいた。 もう1杯飲みたいねと入ったお店で、私と連れはビールを飲みながら生ハムかなんかをつまみ、ほろ酔いのままお互いのこれからの不安について触れるか触れないかのところで、様子を伺いながら話をしていた。 ゆるいターンで確…
振り返ったらとぼとぼと歩くひとばかりで、なんだよしけてんな、元気出して行こうぜと思ったけれど ああちがうな、雨が降っているし野良猫も黙る深夜で、もしもほんとにしけてても、べつに元気なんて出していかなくたっていいねとどうせ朝は来るのだし。
今朝がたの夢のメモ。iphoneに残っていた。 夜店にHさんが来る。Hさんはやはり赤ワインをオーダーし、久し振りですねとはなす。 何年ぶりだろう。どうして彼はこの夜店で働いているのを知っているのだろう。黒縁のメガネは下がって鼻眼鏡になっているし、い…
通勤の道すがら突然 目に飛び込んできた露地栽培。 なんかお店で使うのか、ちょんの間が終わったらお蕎麦でも出すのだろうかと考えを巡らせること数週間。ついに昨晩、収穫された模様。使い道が気になってしょうがない。
ウルトラマンタロウに会った。 サービスしてくれた。 競輪場のなかに向かうタロウ。先には「青競」の旗。
飽きもせずに暇さえあれば海に行っている。 あたたかい飲み物とiPhoneを持って、砂の入らない靴を履いて。たまにひとりでぼうっと海を見るおんなじようなひとに会う。 写真を撮るわけでもないし、犬もつれていない。 目が合えば会釈をして、通りすぎるだけ。…
「ごめんなさーい、仕事だったもので電話に出られませんでした。用件なんでしたか?」「はるえさんはローマ法王みたいだね、でんわするときはよやくしたほうがいいね」「いやほんとごめんなさい、仕事だったんで出られなかったんですよ、かけ直してもすれ違…
「1年はただの365日」
「なんでおめえは、いっつもひとりでくるんだよ」「ほっといてくださいよ」 「ほっとかない」お店。赤ちょうちんを とん と揺らして、古い木の引き戸をがらがら開けて、ふたりに迎えてもらう。小屋に近い深い茶色の建物は地震にも負けなかったし、お店のなか…
好きすぎてタイトル長いね。次元love!!
とっちらかっているので、入れることも出すこともせずに余計なものを削いでいるところ。川内村。美しく、よくわからない村。秘めているといつも思う。 この村をもっと知りたくて、休みの日には通っている。この日は雪をなめていた。 山道はくるまがすべって…
雪が降ったから新舞子ビーチ。大潮の時間で満ちていた。あの駐車場の、いつまでも直されない亀裂と段差は完全に雪にうもれてしまって、あれでは知らない車が入ってきたら脱輪してしまうと思った。右左 あの深い雪をざくざくと、ずんずんと日時計に向かって進…
ある夜真面目2.5割、不真面目7.5割の「よな会合」 チャッピーはあのダラッダラな「夜更けの防災糧食ピクニック酔いキャス」をしっかり目撃していた。話すことはおおいにふざけていて、でもそれはきちんとチャッピーもあっこちゃんも私も、真面目に考えている…
マルボロをもらってGrazie!って言ったらPrego!って返ってきた。 ひとりはサンタクロース、ひとりは鉛筆みたいなひと。 「これはヴィーノロッソでしょ、これはターボラ」 「Si !! よくできました!!」せっかくなので教えてもらったイタリア語をすっかり忘れ…