2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

うる

ようこそ世界へ。とか言うけどもう、ちょうメロメロ。そうとうかわいい。甘噛みしたい。

手のかたちと目の色を見ていいなあと思うと、たいていその人自身も好きになる。 好みのかたちがあるわけではないけど。 なんとなく、通じるものがあるとわかる。 夜の仕事は食器やマスターの洗い物があるし、私は手がすぐに荒れてしまうからあかぎれとかでき…

バイパス

昔から、まっすぐに帰ることがあまり好きじゃない。 くるまで小名浜の、あの大好きなトンネルを通ったり、6号バイパスを通って、好きな音楽をかけ、光の筋を見てから帰る。深夜でもわざと遠回りをして。10分でも、リセットする時間が欲しいから。

踊り

夏から秋の夜ふけに、よく田町へ写真を撮りに行っていた。 「今の田町はあんまり好きじゃない、情緒がなくて」とはぜんさん曰くで、それはきっと花街だった昔から比べたらそうかもしれない。 でも、立ち止まれば三味線のお教室はまだあるし、上を見あげれば…

大平家にて

少し前。新年会するからおいでー!とゆうコリンにお誘いもらって、赤ワインとスプマンテを買っておじゃました。床に置かれ栽培されたパクチーのサラダと、つくねのお鍋と、手作りのお味噌ときゅうり。楽しかったし、これからやろう!ってことを話したり、犬…

イマジン

同級生のKくんの家は戸渡で、そこは私の家から車で20分くらいの山の中で、関東から越してきたみんなで山を切り拓き、家はお父さんが建てた。 お父さんもお母さんも今で言うロハスな人たちで、食事はマクロビだったし、家にはいろんなひとたちが出たり入った…

牛すじ焼き

お好み焼きもやきそばも、真美さんがてきぱきと焼いたり返したりしてくれるのをじっと見つめ子どものように待つ。くーは膝をかかえ、弓ちゃんは90年代の半端に懐かしいBGMに合わせて歌いながら。みんな真美さんの笑う顔が好き。それにしても感度の高いひとた…

Hug

ニモのパパも、うみがめのお父さんも、遠くで戦うインマンをじっと待つエイダも、田町の街に佇む外国人の女の子もみんな何かを守りたくて、安心させたくて、そして自分も安心したくて、誰かをハグしてる。子どもを親を親友を、名前のつかない大切なだれかや…

ヘッドフォンから

もう絶対に人に言わないでおこうと決めているからここでしか書かないけれど、嵐が好き。 とくに「果てない空」が好き。20代前半くらいかと思いきや、私と同年代だったと知ったあの衝撃。ちょっと変なチェックのパンツとか、アシンメトリーなシャツ。 作り笑…

共犯

バーで働いているときも、イタリア料理屋で働いているときも。いちばん好きな時間は、開店前と閉店後。朝いちばんに店にきて、フォカッチャを仕込んだり、閉店後、くたくたになりつつも来てくれたお客さんのことを思ったり、明日の仕込みや仕入れについて考…

さくら

さくらと若菜のおにぎり。 完全にさくら茶にロックオンされている。情緒があるし、見た目もきれいだし、刻んでご飯に混ぜるだけでさくらのかおりが立ち上る。少しおばあちゃんぽいけど。 さくらの花びらを、塩漬けにして、お湯で溶かしてまた開かせる。さく…

水たまり

ずいぶん長い付き合いの友だちとメールしていて、悲しい事だけれど本当の事について話した。 もうずっと水たまりのなかによどんでいるその人は、乾くことを知らずにいる。自分から斜面をつくり、どんどん水を囲い入れ、ずっとじくじくしていて。水を排出しよ…

3号棟

みづらい日時計みたい。

ニコン

ほんとうは、人をもっと撮りたい。 人の表情や目のひかりは一瞬で、技術は追いつかないしタイミングもずれてしまう。結局、その人のいい目やぎゅっとした表情を切り取ることができなくて、私の目の裏にだけ残される。 一瞬だけのその光を写真に撮ることがで…

おまじない

霧雨が降っていて、それはとってもよく似合うなと思った。

シリーズ・椅子

東京から。東京のどこかに運ばれていくのか、それともちがうどこかに運ばれるのか。

遭遇

リーダーのいないチーム・ももクロと遭遇した。ももクロのイベントかなんかに行ってきたのかと思ったら、ひたすら新橋で飲んできただけだったらしい。私よりも1本 早いバスで帰っていった。 同じバスじゃなくて良かった。

首都高から

東京からの帰り道。高速バスからビデオを撮ってみた。 でも、あの気持ちはビデオから染み出ない。

Luck

今週は少しきつかった。何をするにも手こずって、時間と時間のすきまに余裕がなく、比例してこころにも余裕がなくなる。そんなとき、ぐっと押し上げてなんとかする力、昔よりはついていると思うけど、それでもちょっときつかった。いったん立ち止まらせて、…

ぼそぼそ

・おいしそうな蕾。 咲いている花からは、かおりが色になって届いたような気がした。 ・なにも残さなくてもいいと思う一方、時が過ぎてその速さを実感し、ふと自分は何を残せたのだろうと矛盾したことを思う。 しかし車のなかでその矛盾について考えていたら…

真夜中

灯りをつけたまま眠ってしまっていた。携帯の時計は午前3時過ぎと表示していた。 くつ下を履いて、ストールをぐるぐる巻いて、家から歩いて10秒くらいのコンビニ。 真夜中の外はものすごく空気が冷たく、少しかけた月がぼんやりと浮かんでいて、くつ下を2枚…

ライト

その日 埠頭を走るトラックの数は少なかった。車のライトは、練習するけど いつもうまく撮れない。

コントラストについて

今朝ロールカーテンから漏れていた強めの光を見て、焦点が合った感じがした。

朝焼けの海をみたくて早起きして海に行った。 たき火をしたいなあ、その後に泉の喫茶店「サルビア」のナポリタンを食べたいなあ、とかぼんやりと考えながら。ずいぶんと潮は満ちていたし、波が太くて荒く不規則で、なんだか痒がる子どもがいやいやをしている…

はちみつ

はちみつのようで、ぽとりとたれる音楽。 夢のなかで浮遊するような、誰かの記憶のなかにいるみたい。視線はつながっていないけれど、誰しもにある懐かしいなにか。

「昨日と今日」

霧雨のようにしずかにそこに降り続けるのだろう。モザイクのように、かいま見る日常のかけら、その言葉と写真。すてきなサイトです。お許しをいただいたのでリンクします。右のアンテナにも貼ったのでした。「昨日と今日」http://yorunonaka.com/

読む年 来る歳

身近な宇宙にハイボールそそぐ我

ノルスタジー上等

ノルスタジー上等 その2

調べ物をしていて、祖父の昔の写真(主に戦時中)を探していたらでてきたヤングな我が父。私がファザコンだという前提でもイケメンでびびった。