コネクター
夢のなかくらい全て忘れて、まさに私がファルコンになっている夢とか見させて欲しいが
心はそう思っても、脳内では現実を消化させたいのか現実の続きのような夢をみる。
最近のキーワード(夢の)は再会で、否が応無くばったりと会わせられる。
会う人はさまざまで、あまり普段会わない人ばかりだ。
そして決まって私は嬉しいのか笑う。嘘でも笑っている。
甥が突然部屋に入ってきて飛び起きて、夢のあまりのリアルさに区別がつかなくて呆然とすることも多い。
内容はたいてい忘れることができる程度であるが、さすがに夢ばかり見て気持ちが悪いし、だいたい眠りが浅いので眠い。
我ながらとても迷惑だ。
そうは言っても、夜中に目が覚めてしまい手を洗ったり、たばこを吸ったりして、夢の意味を考える。
ハラカミさんのトラックをずっと聴いて朝を迎える。
どうせ混沌とするならば、渋さ知らズくらいカオスを味わいたいものだ。悲しみや喜びや、言葉に表せないような人の業とかいっぺんに。
渋さの解釈はさまざまだが、彼らの混沌はときに人を解放させる。
それでも、すげえな火の玉振り回してるよ…とかふと思ってしまう私はまだ、解放にほど遠いのかもしれない。
そうか、だから中途半端に変な夢見をするのかと納得する(無理やり)