俳句練習 5月6月

あじさいの花株分けしバス通り

笑う手はエコー投げおき青あらし

皐月空ダイナマイト碑かげになり

水無月の海に溶けることなし潮かをり

梅雨に咲き激し身を置き冷ます花

夏霧に息音も溶けふかき夜

短し夜だいじに寝ろと言う君よ



蒸し暑き空に煙草の煙吐き







水無月の海に溶けることなし潮かおり

水無月や海から溶けだしてゐる記憶


氷舐め冷やすわが身を静けさに

氷舐め舐めこころ鎮めをり


のらねこ先生が直してくれた。