よりそうということ
書きたいことはたくさん。
手伝いに行っているパンク状態の老人ホームのこと、おもうこと、いろいろ。
飽和のなかで生きているので、頭の中もいまいち、「現実」に追いつかない。
血の気はもともと多いほう、最近より多くなり、普段はスルーすることなのに、噛みつきたくイライラすることも多い。
酒を飲む意外にとくに特技もなく、行動力もなく表現もうまくない私が、「格好よい、アピール性を含めた復興へのお手伝い」など出来るわけもないので
ホームでおじいおばあと、スタッフの方々のぐちを聞いたり、洗い物をしたり、床を拭いたり、おむつ交換をしたり。
慣れてしまえば静かな日々だ。
ホームでの日々はメモにまとめて、あとで書き起こす。自分のために。今まで様々なことに甘え堕落して暮らしてきた自分への戒めに。
いまは、ただ、その時隣にいる人に寄り添い、一緒に話をするだけ。共有はできないかもしれないが、共感はできる。
「怖かったね」「うん、怖かったね」
そう話をするのが、精一杯。
私は、なんてちっぽけな人間なんだろうと毎日毎日思う。
でも生きている。
ちっぽけな人間らしく、できることを、少しづつやっていこう。