古傷が痛む
おい2匹をつれて、平七夕まつり。
今年の祭りは小規模になったとは言え、震災・原発事故の影響でいわきの人口3万人増えてるって話もあり
案の定なにぎわい具合。元気に歩けて祭りを楽しめるのはいいことだ。精神衛生上。屋台における放射線衛生上は無視した。
靴屋時代、七夕祭りの時期はセールを全面に押し出しており、毎年毎年ボロ雑巾のようになって働いていた。
祭りの夜など、かき氷のシロップを革にこぼされたり、かかとを折られて売り物にならなくなったり…
思い出したくもない惨状が目の前で繰り広げられ
あの頃のトラウマがフラッシュバックしてきて素直に楽しめない。複雑だ。
アキレス腱切った時も、ギブスして松葉杖つきつつ、休めるわけもなくくるくると…今考えると、私の怪我の完治に7ヶ月(再断裂ふくめ)かかったのは間違いなくあのセール時期のせいだと思う。
思い出しただけでも古傷が痛む。
そもそも説得力なかったと思う、なんかギブスして松葉杖ついている店員に「履きやすいですよ」と言われても。「ほんとですか?」って感じだ。
疑わしいことも、自信を持って笑顔でお勧めすればとりあえずなんとかなる法則は、あの頃学んだことだ。
人生ある程度ハッタリかますのも必要だと思っている。あと思い込み。
靴屋時代の夢を見てしまった今朝、よっぽどイヤで暴れたのか、鏡を見たらニワトリかと思うほどの寝癖がついていた。
美人のキャメロン・ディアスも、鏡の向こうの朝の自分に「…大丈夫よ、まだ私イケてるわ」と自分を励ますことがあると前に言っていたのを思い出したが
ネバーエンディングストーリーのファルコンに似ている私としては
もはやネタにするしかないだろう。
昼間から夜まで頭から離れなかった。
Newest Model の雑種天国。