野暮なひとりごと
昨晩のこと。
図書館で調べ物をして、ファミレスに移動。しようと思っていたら どこもいっぱいで、ファミレス難民になった。
昨今ずっと思っていたけれど、若者の大半は週末に居酒屋やBARに集まらずファミレスに集まる。もったいないな、と少し思う。
前にバイトしていた飲食店であったこと。
お正月だったかな。たしか、こーいちと一緒に入っていた時。
3人の20代前半の女子が来店、ジュースを頼む。その後、どんどん時間差で仲間が集まる。最終的に8人か9人くらいになり、ほかのバイトの子が注文を聞きに行っても口をそろえて「水でいいです」だった。
はるえさーんとなり、私が更に注文を聞きに(気づけ女子と祈りながら)行っても、かたくなで褒めたいくらいに「水でいいです」
もはや「水がいいです」とか「頼みたくないんです」とか言って欲しかった。そしたら納得したのに(しないけど)。
ここはお店であなたたちの休憩所ではないんですよ。と言って健気にバイトが交換していた灰皿と、テーブルにあったお水を下げた。
「いいじゃんべつに」
良くない。良くないと思うんだよ。頼まないとか、お店の売上とか灰皿が汚れるとかグラスもったいないとか、そういうことでなく。
これから生きていくうえで、君たち損だよその「気づかない」感覚と「みんな一緒だし」の感覚。
そう思いつつ無言かつ笑顔でグラスを全て下げ、いつの間にかくっついていたテーブルを元に戻し、ダスターでテーブルを拭き、そこで彼女たちは帰っていった。
飲みに行くことが楽しかった。いろんな人がいて、いろんな人生があって、ここじゃ書けないような話もたくさんあった。
新宿でも同じだった、人の種類の幅が大きくなるだけで一緒だった。
人によって感覚は違うし価値観も違うので、超個人的に思うことだけれど
夜は秘密が多いし、蛍光灯のしたで起こっていることよりもリアルで孤独。
もちろん、蛍光灯のしたで起きていることも、リアルだし孤独だけれど。
そのふたつはなにか、種類が違うと思う。
いろいろな種類がある、ということだけでも知っていたほうが、少し楽しい。
そして何より、いわきでは、夜やってる店のほうが居酒屋もBARでも、いろんな種類の食べ物がある。(ルイジアナのガンボたべたい)
そんな事を考えながらたどり着いた店にて、土鍋の中で地獄の沼のようにぐつぐつと煮えたぎったスープ生パスタを食べた。
いろいろ言いたいことはあるけれど「パスタは土鍋に入れて煮るのには種類として向いていない」と、それだけにしておきます。
ものすごーーーーく、熱かった。