眠る
夜中に起きる習性が身についてしまい、完全に3時か4時くらいに目が覚めるようになってしまった。もうずっと。
不眠症と言うよりも、「時間になったから起きる」という感じで特に苦痛ではないのだけれど。
間接照明だけ点けて、窓を少し開け、ひんやりした空気を入れながらたばこを吸う。ベッドに腰掛けて、音楽をつけずにTwitterを開いたり考え事をする。
私の部屋は6畳で ひとりでもずっとそこにいれば暖かくなるし、毛布にくるまって眠るので身体も暖まっているから、窓から細く入るひんやりした空気が気持ちいい。
冬だなあ、とか、静かだなあとか、とりとめのないことを考えたり、映画の続きを観たりして静かに過ごす時間はとても気に入っている。
先日、観ようと思っていた映画「月はどっちに出ている」がDVD貸出しておらず、これで2連続(前回は「皆月」) 映画にフラれてしまった。
いじけつつ「た」行の棚を眺めていたら「トニー滝谷」があったのでそちらと「ソナチネ」「フライ、ダディ、フライ」「ゼラチンシルバーLOVE」を借りた。
借りすぎた感満載だ。借りられなかった2本をどうしても観てみたいので、方法を考えている。
「トニー滝谷」は昼間のシーンでも、夜のひそやかさを連想した。なんだか常に夜だった。ナレーションとセリフの組み合わせがとても立体的で美しい映画だなと思った。
宮沢りえは「北の国から」の しゅう役がとても好きだ。もう、好きだしか言えないくらい好きだ。
私と同じ歳の男性の受け身で若干 せこい 恋愛観を、まーくんとひとしきり突っ込みいじり倒し構って遊んだ。
先日の電話を、少し引きずっている。
ため息のあとに感じた感情を言葉にできない。