20150914

出張で仙台にきていたひろしが、群馬への帰りしな、いわきによるというのでごはんをたべに湯本おかめに行った。
ずいぶん過酷な現場だったらしく、現場で解散する前に親方はひろしを泣いてねぎらったそうだ。
ひろしは目が少し柔らかくなった。腕が太くなって言うことも大工らしくなってきたと思う。
大工らしい言いっぷりよく知らないけど。
わざと大工らしい言い方をしなくなった。自然と身についたものがあるのだろうと思う。
次回はねんねこワンゲル部としてお山にいきたいものだ。

ひろしがひとしきり現場の過酷さを話したあと、わたしの近況を話したのだけど、話しながら自分でも気がつかなかったことに気がついて、じんわりあたたかい気持ちになった。
少し前にツラいことがあって、嫌だったけれどその人に話して預けて託すしか方法が見つからなくて、やさぐれてただツラいだけの状態になりそうだったのだけど、そうか、あのことがあってから、わたしはあんなにしんどい事を預けたのに、それでもずっと私のそばにいてくれている、と。
言葉にすることなく行動で示していてくれているのかもしれないと思ったのだった。
わたしに大地や草原を見せてくれて、心に竜巻を飼っている。

ひろしが、はるえずいぶん雰囲気がかわってなんか俺 嬉しい、とても幸せそうだ、くつくつ体のなかから笑ってるだろって言ってくれて、えへへと思った。

これから東京。
だいすきなステキング名村ねーさんと夜遊び。