わたしもこうだったのか
おいっこ(長男、5歳)が書く字の種類が増えてきた。
覚えることが楽しいようで、よく「これはなんてよむの?」と聞いてきたり「これはなんてかくの?」とせがむ。
「うるとらまんってかくよ」と言い、誇らしげに書き始めた。
書き始めて自分の知識不足に混乱し始めるおいっこ。
「はるえ、うるとらまんてかいて」と言われ見本を書いた。それでますます混乱するが放置。自分でなんとかして。
「…はるえ、うるとらQ てかいて」と欲を出し始めた。「まん」が書けていないのに、それはないだろう、と思いつつ興味をなくしたらつまらないので書いた。
私の適当な見本をガン見しながら、ものすごく遅いスピードで「うるとらまん」と向き合う。
できた。と言うが、「それは横着だと思う。」と指摘し、その後ばらして書かせた。
円谷くんがツイートしていた「セッターの仔犬あげます」の子どもたちの写真に完全にやられた。
どうして人間も犬も猫も、すべての生き物の子どもはあんなにも丸く、かわいいんだろう。
きっと守られるべき存在としての術なんだろうけれど、飛び跳ねたり駆け上がったり、ぷりぷりしたおしりとか。噛みたくなる。
おじいちゃんやおばあちゃんも、歳をとればとるほど、赤ちゃんに近い顔になっていく。
ではその中間、守る役の大人たちは寂しくて辛いとき、切ないときから、どうやって、なにに守られるのかな。